政治・経済・金融日々雑感!
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DATE: 2008/09/30(火)   CATEGORY: 金融
金融安定化法案を否決
米下院は29日、本会議を開き、最大7000億ドル(約75兆円)の公的資金で金融機関から不良資産を買い取る金融安定化法案(2008年緊急経済安定化法案)を共和党保守派などの反対多数で否決した。議会は10月2日に再開されるが、法案の行方は全く見通しが立たなくなっている。法案否決を受けて、ブッシュ大統領は30日朝に、金融システム安定策について緊急声明を出す。 以下略 時事通信社 9月30日配信より抜粋

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アメリカ下院で金融安定化法案賛成205反対228否決されました。

28日には民主党のペロシ下院議長ポールソン米財務長官などのあいだに合意が成立していましたが、造反議員がこんなに出てしましました。

党議拘束なんてアメリカではないのですね。さすが自由の国と言えます。

これによりニューヨーク・ダウは777ドルも下げてしまいました。

この法案は7000億ドル(約75兆円)もの巨額のお金を金融機関からの不良債権買取に使うというもの。

75兆円といえば日本の国家予算に近い金額。

こんな巨額のお金をアメリカ国民税金から果たして経営に失敗した銀行に投入していいのかというかというごく当たり前な疑問が投げかけられたのかもしれません。

こういう意味では健全なのかもしれませんが、下院議員は選挙が控えているので有権者の声も意識しているとも書かれています。

この調子だと小さな銀行などいくつかの金融機関は破綻に追い込まれる可能性があるでしょうし、もう少し混乱するかもしれません。

ただ、今回の否決はアメリカの金融機関にとってはハードランディングになるにしても、その後の立ち直りは日本のように10年近くかからず、意外と早くに金融正常化するのではないでしょうか?

ただ、ハードランディングではなくクラッシュしてしまうと大変ですが!

欧州日本で債権が回収出来ない自体になると今後はアメリカへの投資意欲は減退するとともに信用度も低下してしまうでしょうね。

日本でも株式相場は下げていますが、金融に関しては欧米に比べてダメージがそれほど無かったのでしばらくすると持ち直すのではないでしょうか?

為替はやはり円高に振れています。しばらく円高基調になるのではないでしょうか?

それにしてもサブプライムローンという低所得者向けの住宅ローンのことだけでこんなに混乱してしまうとは誰も考えなかったのではないでしょうか?

だいたい返済金額がどんどん上がっていくローンなんて誰が考えてもいつか返済出来なくなるローンだと思えますけど誰も心配しなかったのではないでしょうか?

テレビで見ていたのですが、はじめは月に10万程度の返済で良かったのが、だんだん増えて月に40万円ぐらい返済しなくてはいけないようになります。

クリントン大統領の時代にこの制度が出来たそうですが、

こんなの無理じゃん!

て、素人の私でも分かるような返済方法でした。

そのツケが今吹き出してきたのでしょうね。

ここはアメリカらしく市場原理に任せるという方法も一つの手です。

日本のバブル崩壊からかかった時間とアメリカのサブプライムショックから復活するまでの時間を比較してみたいなとも思うのですが、債権を持っている金融機関はヒヤヒヤかもしれません。
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